一進一退!磐城に「軍配」 『倍返し』逆転...学法石川に4-2

 
【学法石川―磐城】2回表磐城2死二塁、沖の左前適時打で生還する二走首藤。捕手横山

 福島2020夏季高校野球大会第7日は1日、いわき市のいわきグリーンスタジアムなどで4回戦8試合が行われ、第2シード磐城は学法石川に4―2で競り勝った。福島工と福島商の対戦は延長10回タイブレークの末、7―3で福島工が勝利した。大会第8日の3日は、白河グリーンスタジアム(白河市)とあづま球場(福島市)の2球場で準々決勝4試合を行う。

 取られたら取り返す試合展開

 取られたら取り返す試合展開。磐城は1点を先制された直後の2回に2点を奪う「倍返し」の攻撃を見せた。同点打を放ち、勝ち越しのホームに滑り込んだ首藤瑛太(2年)は「強豪相手で厳しい試合になることを覚悟していた。チームの勝利に貢献できて良かった」と胸を張った。

 今大会初先発となった不動のエース沖政宗(3年)が立ち上がりに失点し、学法石川に流れが傾きかけた中で迎えた2回だった。

 首藤は2死二塁の場面で甘く入ったスライダーを逃さず、左中間に適時二塁打を放った。塁上では相手の守備位置を冷静に確認。続く沖の左前打で「三塁コーチが手を回していた」と全力疾走し、間一髪のタイミングで頭から本塁に滑り込んだ。

 チーム唯一の2年生レギュラー。磐城には昨年のチームでエースだった兄浩輝さん(18)の背中を追い掛けて入学した。試合のたびに、家族のLINEを通じて「リラックスして」などと助言を受けている。

 甲子園球場で今月行われる交流試合に出場するが、「福島で優勝しなければ、甲子園でプレーする資格はない」と言い切る。準々決勝の相手は聖光学院。「打倒私学を掲げてきた。泥くさい磐城の野球を体現し、連覇を阻止したい」と、首藤は19年ぶりの4強進出、その先の頂点を見据えた。

 【8月1日の試合結果】福島2020夏季高校野球大会・第7日

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