学法石川『夏』終わる...3年生「最高の仲間」 一戦ごとに結束

 
【学法石川―磐城】試合終了後、悔しさをにじませながらベンチに引き揚げる学法石川ナイン

 磐城は継投策が奏功し、序盤のリードを守り切った。2点リードの8回は無死満塁のピンチを迎えた。疲れが見えた先発のエース沖から佐藤に継投し、無失点で切り抜けた。学法石川は再三好機をつくったが10残塁が響いた。

 3年生25人のみで戦った学法石川の夏が終わった。エースで4番として、投打で引っ張った佐藤日翔(はると)(3年)は「この仲間ともっと戦いたかった」と悔しさをにじませた。

 大会前の選手同士の話し合いでベンチ入り選手は、3年生だけにすると決めていた。一戦ごとに結束を強めながら臨んだ磐城戦。佐藤は気迫のこもった投球を見せた。一度は左翼に回ったが、9回には再びマウンドへ。「最高の流れで攻撃できるよう絶対に抑える」と、磐城打線を三者凡退に打ち取った。

 1番川崎健太(同)も気力を振り絞った。初回に左膝に死球を受けながらも出場し、2安打1打点と意地を見せた。膝は赤く腫れ上がっていたが、「試合中に痛みはなかった」。試合後、「最後は笑って終わりたい。最高の仲間と戦えて良かった」と佐藤。佐藤と川崎の目に涙はなかった。

 【8月1日の試合結果】福島2020夏季高校野球大会・第7日

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