「福島2020夏季高校野球」7日決勝!エースの出来『勝敗の鍵』
福島2020夏季高校野球大会最終日は7日、郡山市のヨーク開成山スタジアムで決勝が行われ、光南と聖光学院が県の頂点を争う。午前11時試合開始予定。光南は準決勝を含む3試合で完封勝利と投手陣の好投が光る。聖光学院は日大東北、磐城など強豪を退け、決勝へと勝ち進んだ。夏の甲子園大会福島大会の成績を含めると、優勝の場合光南は14年ぶり2度目、聖光学院は14年連続17度目となる。優勝校は宮城県で9日に開幕する独自の東北大会に出場する。
【決勝展望】夏の福島大会決勝での対戦は2010(平成22)年と16年の2度あり、いずれも聖光学院が勝利している。代替大会ながら3度目の決勝となる今回は、登板が予想される両エースの出来が勝敗の鍵を握りそうだ。
光南のエース国井飛河(3年)は今大会計24回を投げていまだ無失点。2年生エースとして臨んだ昨夏の準決勝では、聖光学院打線に5回5失点を喫し涙を飲んだ。新たな球種と一冬越えて上がった球速を武器に、前回の雪辱を果たす。打線の中核を担う4番矢田部巧(同)はここまで9打点と勝負強く、好機で打順を回したい。
聖光学院は5試合で4人の投手が登板した。エース舘池亮佑(同)は4試合に登板し自責点は2。右横手から繰り出す伸びのある直球が武器で25奪三振をマークしており、試合終盤も制球力は落ちない。チーム打率は3割4分8厘で、機動力を絡めて相手の守備を揺さぶる。5試合中3試合で序盤に先制点を奪われており、決勝は先行したい。
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