「夏の高校野球福島大会」組み合わせ決まる 7月7日熱戦開幕

 
真剣な表情で抽選に臨む選手

 夏の甲子園出場を懸けた第103回全国高校野球選手権福島大会の組み合わせ抽選会が21日、郡山市の郡山ユラックス熱海で開かれ、対戦カードが決まった。2大会連続第1シードの東日大昌平は初戦でふたば未来と戦う。和歌山中(現桐蔭)が1915(大正4)年の第1回大会から記録した14年連続の全国大会出場に挑む第2シード聖光学院はいわき光洋と対戦する。1、2回戦の会場と時間は22日に決まる。

 【 組み合わせ 】第103回全国高校野球選手権福島大会

 昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、代替大会が行われたが、福島大会は2年ぶりの開催となる。第3~第8シード校には、学法石川、福島商、磐城、相馬東、光南、日大東北が決まった。相馬東は夏の福島大会で初のシードとなった。

 出場は小野・四倉・相馬農、会津・県南連合(猪苗代・田島・ザベリオ・長沼)の2連合チームを含む73校68チーム。抽選会ではシード校をのぞく60チームの主将がくじを引いた。選手宣誓は福島高専の小平和馬(3年)が務める。

 日程は7月7~11日が前期、後期は同15~25日。いわきグリーンスタジアム(いわき市)をメイン球場にヨーク開成山スタジアム(郡山市)白河グリーンスタジアム(白河市)あいづ球場(会津若松市)信夫ケ丘球場(福島市)の計5球場で行う。開会式は7月7日午前10時、決勝は同25日午前11時開始予定。いずれもいわきグリーンスタジアムで行う。

 観客上限3000~5000人

 夏の福島大会の全日程を有観客で行う方針を示している県高野連は21日、新型コロナウイルス感染防止対策の指針を公表した。各球場の収容人数の上限は、いわきグリーンスタジアムとヨーク開成山スタジアムが5000人、白河グリーンスタジアム、信夫ケ丘球場、あいづ球場はそれぞれ3千人となった。

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