聖光学院、14大会連続甲子園狙う 主将「プレッシャー負けず全員で」

 
14大会連続の全国大会出場に挑む第2シード聖光学院ナイン

 2年ぶりに夏の聖地へ―。甲子園出場を懸けた第103回全国高校野球選手権福島大会が7日開幕する。新型コロナウイルスの感染拡大で昨年は開催が見送られた大舞台に、球児たちが帰ってくる。聖光学院の14大会連続出場か、それとも他校がそれを阻むのか―。延べ16日間にわたる熱戦が、間もなく切って落とされる。

 和歌山中(現桐蔭)が残した最長記録に並ぶ14大会連続の甲子園を目指す第2シード聖光学院。高校通算44本塁打の強打者坂本寅泰主将(3年)を軸とした打線と豊富な投手陣を擁して3年ぶりに春の県大会を制し、夏を迎える。

 「プレッシャーはあるが選手全員がやるべきこと、練習で積み重ねたことを試合で発揮するだけ。一日でも長く仲間と野球を続けたい」と坂本主将。昨年と比べ新型コロナによる活動制限はほとんどなかったが、チームの仕上がりを確認する春の東北大会は中止に。練習試合で経験を積み、ミーティングに多くの時間を費やすことで精神力を鍛えた。

 斎藤智也監督は「近年と比べて打力が高く仕上がっている。投手陣も多彩。打線が機能するように采配したい」と実戦を見据える。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

【2024新戦力】ジュ ヒョンジン GK 背番号39/ 広い守備範囲強み