夏の高校野球福島「8強」20日激突!2球場で4試合

 

 第103回全国高校野球選手権福島大会第10日は20日、いわき市のいわきグリーンスタジアムと郡山市のヨーク開成山スタジアムで準々決勝4試合が行われ、4強が決まる。

 シード校は8校中6校が順当に勝ち上がっており、勝負強さが光る。創部初の準々決勝進出を果たした福島成蹊は、春の県大会準優勝校で第3シード学法石川に挑む。1992(平成4)年以来、29年ぶりのベスト8に進んだ相馬は第4シード福島商と対戦する。3試合で1失点の福島商の堅守を相馬が崩せるかが勝敗を左右しそうだ。

 東日大昌平―日大東北は、第101回大会の準決勝の再戦。東日大昌平は3試合で30得点と打線が好調。日大東北は3、4回戦を無失点と調子を上げている。聖光学院―光南は春の県大会準々決勝と同一カード。春は4―0で聖光学院が完封しており、光南は好機に得点を重ねたい。

 公共交通機関利用求める

 県高野連は、いわき市のいわきグリーンスタジアムの駐車場混雑の緩和に向けた協力を呼び掛けている。同球場に隣接するいわきグリーンベースが、同市の新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場となっているためで、県高野連は、公共交通機関の利用や乗り合わせでの来場を求めている。

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