日大東北、18年ぶりV!夏の高校野球福島 光南に5-4

 
18年ぶり8度目の頂点に立ち、笑顔で応援席に向かう日大東北ナイン=25日、いわきグリーンスタジアム
決勝
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7
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光南
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0
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0
1
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日大東北
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0
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0
1x
5

 第103回全国高校野球選手権福島大会は25日、いわき市のいわきグリーンスタジアムで決勝が行われ、第8シード日大東北が5―4のサヨナラで第7シード光南を破り、18年ぶり8度目の優勝を果たした。全国大会は8月9日、甲子園球場で開幕する。

 日大東北は序盤に3点を失い0―3で迎えた4回、山下日南太(2年)と相沢柊吾(3年)の適時打で2点を返し、6回に山下のスクイズで同点とした。7回に馬場央典(同)の適時三塁打で勝ち越したが、9回に追い付かれ、その裏、2死二塁から大塚健太(同)が中越えに適時打を放ち試合を決めた。エース吉田達也(同)はリズムよく投げ完投、3~8回は安打を許さなかった。

 光南は初回、小林貫大(2年)と星勇志(3年)の連続適時打で2点を挙げ、2回に1点を追加してリードを広げたが、中盤以降は好機をつくれなかった。

 福島大会は昨年、新型コロナウイルスの影響で中止となり、2年ぶりとなった大会には73校68チームが出場、有観客で行われた。

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