ふたば未来が途中出場辞退、コロナ感染 高校野球・福島大会初

 

 県高野連は17日、第104回全国高校野球選手権福島大会に出場していたふたば未来の部員複数人が新型コロナウイルスに感染し、大会参加を途中辞退したと発表した。新型コロナ感染による期間中の出場辞退は大会史上初めて。

 県高野連によると、部員複数人の感染を受け、校長から出場辞退の申し出があったという。ふたば未来は今大会第8シードで出場し、初戦の11日に2回戦で会津北嶺を8―1で下して3回戦に進出。3年ぶりの4回戦進出を懸けて郡山商と対戦する予定だった。出場辞退により、18日のいわきグリーンスタジアム(いわき市)の第1試合は、郡山商の不戦勝となった。

 ふたば未来の出場辞退を受け、県高野連の木村保理事長は「3年生のことを考えると辞退は非常に残念でならない」と部員の無念さを代弁し「今後も引き続き、部活動に支障が出ないよう感染予防対策の徹底を各球場に呼びかけていきたい」と話した。

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