【戦評】夏の全国高校野球福島大会・第6日

 

 ◇夏の全国高校野球福島大会・第6日(18日・ヨーク開成山スタジアムほか3回戦7試合)

【7月18日の試合結果】夏の全国高校野球福島大会・第6日

【戦いの跡】第104回全国高校野球選手権福島大会

 平工 14―1 会津学鳳 (5回コールド)

 【評】平工が序盤の大量得点でで主導権を握り、コールド勝ちした。初回、鈴木健の適時打で先制すると、打者一巡の猛攻で8点を奪った。5回には4点を追加し突き放した。会津学鳳は2安打と打線が振るわなかった。(津村謡)

 南会津 4―3 只見

【評】南会津が好機をものにして接戦を制した。1点を追う5回、平野の適時打や敵失で試合をひっくり返した。投げては竹内が要所を締め3失点で完投。只見は9回に1点差まで詰め寄ったが、あと一本が出なかった。(阿部二千翔)

 田村 10―0 喜多方桐桜

 【評】田村が中盤から主導権を握り大勝した。4回に打者一巡の猛攻で5点を挙げ、9回には4点を追加し突き放した。投げては先発桑原と石川蓮の継投で無失点に抑えた。喜多方桐桜は5安打と打線が沈黙した。(阿部二千翔)

 尚志 6―1 橘

 【評】投打がかみ合った尚志が粘り勝ちした。0―1で迎えた2回、加藤の犠飛で同点とし、ボークで勝ち越し。その後も着実に加点した。先発した加藤は5回を投げ2安打1失点と好投。橘は5失策と守りが乱れた。(副島湧人)

 相馬 10―2 福島 (7回コールド)

 【評】相馬が好機をものにしてコールド勝ち。2回、武沢圭の適時三塁打で勝ち越し。3、4回も攻撃の手を緩めることなく、犠打を絡めながら得点を加えた。福島は先制したが、3回以降は散発の2安打にとどまった。(八巻雪乃)

 会津工 12―3 県立石川 (7回コールド)

 【評】会津工がそつのない攻撃で得点を重ね快勝した。3回、相原や飯野の適時打などで3点を先制した。四球で出た走者を得点につなげ、3回以降毎回得点。県立石川は4、6回の反撃も及ばず、6安打に抑えられた。(熊田紗妃)

 小高産業技術 10―7 修明

 【評】小高産業技術が点の取り合いを制した。2点リードで迎えた6回、手戸の適時三塁打などで3点を挙げリードを広げた。修明は4点を追う9回に無死満塁の好機をつくったが、1点を返すにとどまった。(八巻雪乃)

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