スタンド熱く、光南「来年こそ」 聖光学院、気持ち選手と一つ

 
光南ナインにエールを送る星さん(左)と七海さん(写真上)とスタンドから選手を鼓舞する聖光学院の部員ら

 光南、勝利を信じ応援

 16年ぶりの優勝を目指す選手たちを後押ししようと、光南の応援スタンドには在校生や保護者、卒業生ら合わせて300人近くが駆け付けた。勝利を信じて最後まで応援を続けたが、一歩及ばず、試合終了の瞬間、スタンドは静まり返った。

 卒業生の中には、昨年のエースの大学生星勇志さん(18)や前主将の会社員七海瑠好(りゅうこう)さん(18)らの姿もあった。2人は試合中、メガホンを力強く叩き、選手にエールを送り続けた。昨年も決勝戦で敗退しているだけに、星さんは「今年もあと一歩届かなかった。来年こそは光南に甲子園の土を踏んでほしい」と激励した。

 小雨が降る中、最後までナインの健闘を見届けた七海さんは「試合を見るだけで、今までやってきた練習が伝わってくる野球をしてくれた。感動をありがとう」と選手をたたえた。

 聖光学院、選手を鼓舞

 2020年の代替大会を含め3年ぶりの優勝を目指す選手を鼓舞しようと、聖光学院の応援スタンドには大勢の人が詰めかけた。

 スタンドの一角には「歩みを信じろ!」という手書きのボードがあった。控え部員が昨夜、急きょ作製したという。「日頃の練習の積み重ねを信じれば、結果はついてくるとの思いを込めた」。試合に出場した三好元気(2年)の双子の弟力生(りき)は話す。試合に出ることはできないが、気持ちは選手たちと一つだ。

 ブラスバンド部でクラリネットを担当する大河原萌香さん(3年)は「選手の活躍がうれしくて、今日はいつもより力が入った」と演奏で選手を励ました。

 グラウンド、スタンドが一体となってつかんだ栄光。今春に卒業し、同期15人で応援に駆け付けた野球部OBの今井龍空(るうく)さん(18)は「甲子園では勝ち負けよりも一戦一戦魂のこもった試合をしてほしい」と共に汗を流してきた後輩にエールを送った。

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