記録員の千葉、チーム勝利へサポート 荷物運びなど裏方に全力

練習後に荷物を運ぶ記録員の千葉
聖光学院の活躍は、たくさんの裏方の選手が支えている。記録員の千葉真啓(3年)もその1人。荷物運びに、球拾いに、チームの勝利のため、サポートに全力を注いでいる。
腰の痛みを感じていた1年生の冬、椎間板ヘルニアと診断され、手術をしても長期のリハビリが必要と告げられた。「手術すると、長い間チームから離れてしまう」。千葉はマネジャーとしてチームに関わることを決断し、昨春から正式にマネジャーになった。
ノックの球渡しや球拾い、飲み物の用意やヘルメットなどの手入れなど、たくさんの仕事に追われる日々。千葉はチームのため、忙しい日々を送ってきた。
甲子園のベンチ入りメンバーは18人。「メンバー入りできなかった選手の分も、自分がベンチから声を送りたい」。千葉は19人目の選手として夏の大舞台に立つ。
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