【監督対談】聖光学院・斎藤智也監督×報徳学園・大角健二監督

 
健闘を誓い合う聖光学院の斎藤監督(左)と報徳学園の大角監督

 大会第7日(11日)の2回戦第3試合(午後1時開始予定)で対戦する聖光学院の斎藤智也監督と、報徳学園(東兵庫)の大角健二監督が4日、甲子園球場で意気込みを語った。

 ―相手チームの印象を聞きたい。
 斎藤「幼い頃から知っている強豪校で、指導者として対戦できて光栄だ。リスペクト(尊敬)してきたチーム」
 大角「手堅い野球に加えて、打線に破壊力がある印象だ」

 ―それぞれのチームの鍵となる選手は。
 斎藤「やっぱり投手陣。失点はある程度覚悟しているが、継投を含め、しっかり抑えたい」
 大角「投手陣がしっかり抑える。小園海斗(3年)が仕事をするとチームの空気が変わる。4番の神頭勇介(同)の打撃が鍵」

 ―相手チームの警戒する選手を。
 斎藤「小園海斗だが、ほかにも2番の村田琉晟(3年)はいぶし銀の働きをする。(聖光学院の)投手はタフに投げなくてはならない」
 大角「エースの衛藤慎也(同)。東兵庫大会は打てないで苦しんだ。どう攻略していくかが重要」

 ―どんな試合になるか。
 斎藤「アウェー(の試合)になると思う。エースの渡辺友哉(3年)をはじめ投手に力がある。どう攻略していくか。投手陣がどこまで抑えられるか分からないが、少なくとも5、6点は取りたい」
 大角「東兵庫大会は投手戦となり、中盤までロースコアだった。そういう展開に持ちこめたら、やっていける。打線の調子も上がってきた。どれだけ聖光学院を抑えられるか」

 ―最後に意気込みを。
 斎藤「一投一打に全身全霊を込めてプレーすれば風が吹いてくると思う。思いっきり当たりたい」
 大角「監督として初の甲子園。勝負にこだわりつつ聖光学院の野球を吸収したい」

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