聖光学院ナイン信じ最後までエール アルプススタンド大応援団

 
聖光学院ナインの活躍に盛り上がる生徒

 甲子園球場の三塁側アルプススタンドでは、聖光学院の生徒や保護者、野球部OBに加え、関西県人会の会員ら約1100人の「大応援団」が声をからした。

 昨夏に三塁手として甲子園に出場した大平悠斗さん(19)=帝京平成大1年=は「持ち前の打撃力を発揮してほしい」と話した。聖光学院応援団長の尾形颯大さん(3年)は「自分たちの思いで球場を聖光学院の色にしたい」と意気込み、スタンドを一つにまとめ上げた。

 母校で健闘見守る

 伊達市の聖光学院で応援した生徒たちは、視聴覚室の大型スクリーンに映し出された全力でプレーするナインに拍手を送り、健闘をたたえた。

 メガホンなどを手にした運動部の生徒ら約60人が集まり、逆転を信じて聖光学院の攻撃を見守った。サッカー部の佐藤航太朗さん(2年)は「最後まで諦めない姿に感動した」と話し、遠藤道雄理事長は「互角の試合だった」とナインをねぎらった。

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