【戦力分析・海星】勝負強い古豪 1番・松尾ら軸、多彩3投手

 

 夏の甲子園出場は長崎県内最多の18回を誇る古豪。地方大会をノーシードから勝ち上がり、全6試合中4試合で逆転勝ちと勝負強い。

 チーム打率は3割ほどだが、ここ一番での集中打で勝ち上がった。決勝の鎮西学院戦は12安打の猛攻で10―1と快勝した。

 打線の軸はリードオフマンの松尾悠一郎(3年)。チームトップ7打点をマークした村上流星(同)も警戒が必要だ。

 投手陣は切れのある変化球で打たせて取るエースの柴田蓮人(同)、最速145キロの江越永輝(同)、182センチの長身、丸嶌遼(2年)とタイプが違う3投手がそろう。

 甲子園出場は5年ぶり。最高成績は1976(昭和51)年の4強。

 海星監督「聖光は甲子園熟知」

 聖光学院の対戦相手に決まった海星(長崎)の加藤慶二監督は「聖光学院は甲子園を熟知しているチームという印象。海星は5年前にも甲子園に出場したが、一度甲子園を離れるとチームとしてはまっさらな状態。守備で崩れずについていきたい」と話した。坂本芽玖理主将(3年)は「(聖光学院は)打撃が強いというイメージがある。まずは守備からリズムをつくり、打撃につなげたい」と話した。

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