松川主将「甲子園2勝以上を目指す」 本社が日大東北に激励金

 
甲子園での活躍を誓う日大東北の松川主将(中央)。左は佐々木校長、右は中村部長

 第103回全国高校野球選手権福島大会で18年ぶり8度目の優勝を果たした日大東北の松川侑矢主将(3年)は29日、福島民友新聞社の取材に「本県代表を自覚し、積極的なプレーを心掛けたい」と夏の甲子園出場への意気込みを語った。

 同校は7度の甲子園出場で1勝しているが、松川主将は「2勝以上を目指したい」と目標を掲げた。個人としては、福島大会決勝で無安打だったため「安打を打ちたい」とした。

 同席した同校の佐々木稔校長、中村猛安野球部部長は「18年ぶりの出場が学校全体に勇気や活気を与え、生徒の励みになっている」と語った。宗像忠典監督は今夏限りでの勇退を表明している。

 甲子園での活躍への期待を込め、福島民友新聞社の中川俊哉社長が松川主将らに激励金を手渡した。

 松川主将らは同日、県庁に内堀雅雄知事を表敬訪問して優勝報告した。日大東北ナインは甲子園開幕に向けて8月5日に大阪入りする。

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