日大東北・松川主将「粘り勝つ」 夏の甲子園、初戦相手は近江

 
オンライン形式の抽選会でくじを選択する日大東北の松川主将

 第103回全国高校野球選手権大会(9日開幕・甲子園)で、本県代表の日大東北の初戦の相手は近江(滋賀)に決定した。両校は大会第5日(13日)の1回戦第2試合に登場する。オンライン形式で3日に開かれた組み合わせ抽選会後、日大東北の松川侑矢主将(3年)は「自分たちの武器である粘り強さを出した試合運びがしたい」と意気込んだ。

 予備抽選後に行われた本抽選。松川主将が26番目にくじを引き、その後の近江の抽選で対戦が決まった。

 松川主将は「相手は投手も豊富で得点力のあるチームだが、そこに屈しない」と強調。福島大会で6試合中4試合が逆転勝ちだった戦績に自信を見せ、「福島県の選手の思いを背負い、(今夏限りで勇退する宗像忠典監督と一緒に)少しでも長く甲子園で戦いたい」と初戦突破を見据えた。

 選手宣誓の抽選には26校の主将が名乗りを上げ、小松大谷(石川)の木下仁緒(にお)主将(3年)が大役を引き当てた。日大東北の松川主将は立候補しなかった。

 近江・春山主将「守りでリズム」

 近江(滋賀)は2001(平成13)年夏の甲子園で準優勝している常連校。滋賀大会は6試合で54得点5失点、準決勝と決勝を含め4試合で完封勝ちした。

 春山陽生主将(3年)は「投手陣を中心とした堅い守りから打撃にリズムをつくる」と今年のチームを紹介し、日大東北との対戦に「勢いがある学校なので、それに負けないよう挑みたい」と警戒した。

 多賀章仁監督は抽選会直後に日大東北の印象を尋ねられ「全く資料がないので、何とも分からない。何度か甲子園出ている学校ですよね」と話した。その上で「甲子園は各地方大会を勝ち上がってきた強いチームばかり。強豪に臆することなく向かっていく気持ちを出せれば、うちの良さが発揮できる」と気持ちを高ぶらせた。