夏の甲子園、2年ぶり球音 日大東北、堂々と行進
第103回全国高校野球選手権大会は10日、兵庫県西宮市の甲子園球場で、入場者を学校関係者に制限するなど新型コロナウイルス感染防止対策を講じて開幕した。
簡素化された開会式では、18年ぶり8度目の出場となった本県代表の日大東北など49代表校がマスク着用で堂々と入場行進。日大東北は大会第5日の14日、近江(滋賀)との初戦に臨む。午前10時30分開始予定。
松川主将「本当に感動」
日大東北の松川侑矢主将(3年)は福島大会の優勝旗を持って開会式に臨んだ。甲子園のグラウンドの感触をしっかりとかみしめながら行進し「小さい時から夢だった所に立てて、本当に感動した」と振り返った。
開会式後、ナインはバスで移動中に開幕戦をテレビ観戦した。松川主将は近江との初戦に向けて「自分たちが試合をする実感やイメージが湧いてきた。いつも通りのプレーができれば」と話した。