【戦力分析】日大東北・2枚看板に安定感、近江・打線6試合54点

 

 本県代表の日大東北の初戦は17日に変更された。1回戦第2試合(午前10時30分開始予定)で近江(滋賀)と対戦する。

 【日大東北】派手さはないが、一人一人がつなぐ野球に徹する。今夏は試合を重ねるごとにチームが成長し、終盤に粘り強さを発揮。甲子園では31年ぶりの勝利を目指す。

 福島大会では6試合中4試合で逆転勝ちした。チーム打率は2割9分6厘。犠打で得点圏に走者を進め、相手にプレッシャーを掛ける。打線の中心は長打力のある吉田達也(3年)と打率4割9厘でチームトップの馬場央典(同)。調子によって打順を入れ替える。

 投手陣は左右の2枚看板で四死球が少ない。右腕のエース吉田は31回を投げて防御率1.45、左腕の馬場は20回3分の2を投げて防御率1.31といずれも安定感がある。守備は失策が1試合平均0.5と堅い。

 【近江】琵琶湖をイメージした「近江ブルー」のユニホームで知られる常連校。過去最高は2001(平成13)年夏の準優勝で、近年は18年夏に8強入りした。

 滋賀大会では6試合で54得点をたたき出した。チーム打率は3割5分3厘で、犠打や機動力を絡めて効果的に得点に結び付ける。1番の井口遥希(3年)は6割近い出塁率をマークし、5盗塁も記録。主砲の山田陽翔(2年)は2本塁打を放つなど一発がある。

 山田は投手としても最速146キロを投げ、4試合に先発。最速148キロのエース岩佐直哉(3年)が救援し、2人の右腕が必勝リレーを築く。滋賀大会では準決勝と決勝を含む4試合で完封勝ちし、守備力も高い。