日大東北、初戦突破はならず 夏の甲子園、滋賀・近江に2-8

【近江-日大東北】7回表近江無死一、二塁、ピンチを迎えマウンドに集まる日大東北の内野陣
1回戦 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
近江 |
1 |
2 |
0 |
0 |
1 |
0 |
3 |
1 |
0 |
8 |
日大東北 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
第103回全国高校野球選手権大会第7日は20日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1、2回戦4試合が行われた。18年ぶり8度目の出場となった日大東北は1回戦で3大会連続15度目の出場の近江(滋賀)に2―8で敗れ、初戦突破はならなかった。
両校の試合は当初13日の予定だったが、台風や天候不良で順延が続き、19日は5回裏途中で降雨ノーゲームとなった。20日も天候不良が予想され、試合開始時間が約1時間遅れの午前8時57分に変更された。
仕切り直しの一戦で日大東北はエース吉田達也(3年)が前日に続いて先発した。しかし、初回に先頭打者の打球が右足に当たって負傷交代するアクシデントに見舞われ、計4投手が登板。初回に死球と守備の乱れで先制を許し、2回に2点本塁打、5回には連打で1点を追加された。
打線は5回無死から馬場央典(3年)、奈須優翔(2年)の連続三塁打で1点を返すと、続く打者の内野ゴロの間にも得点を挙げ、2―4に詰め寄った。
打線は6回以降、近江の2番手としてマウンドに上がったエース岩佐直哉(3年)の前に反撃の機会を見つけられず、投手陣も2回途中から粘投を続けた左腕の堀米涼太(1年)がつかまり、相手の流れを食い止められなかった。
県勢は夏の甲子園で3大会連続の初戦敗退となり、通算成績は35勝59敗。
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