聖光学院・小林ら実戦モード 夏の甲子園6日開幕、49校熱戦へ

 
投球練習をする小林剛介=大阪府(聖光学院提供)

 第104回全国高校野球選手権大会は6日、甲子園球場で開幕する。史上初となる3度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭など49代表校が出場し、17日間(3日間の休養日を含む)の熱戦が始まる。開会式は通常通りに行われるが、大会前の検査で新型コロナウイルスの集団感染と判断された浜田(島根)帝京五(愛媛)有田工(佐賀)九州学院(熊本)の4校は参加しない。

 本県代表として臨む聖光学院は、組み合わせ抽選会から一夜明けた4日、大阪府豊中市でシート打撃など約3時間、練習した。

 投手陣では、エースの佐山未来(3年)や左腕の小林剛介(同)らがブルペンで投球練習をし、シート打撃に登板。走者を付けるなど、実戦を想定した。代打の切り札として期待される嶋田怜真(同)は「ティー打撃などで調子を上げてきている。タイミングの取り方を工夫しながらさまざまな投手に対応できるようにしたい」と意気込んだ。

 けがから復帰し、ベンチ入りした投手の小松桜吏(おうり)(2年)は「甲子園に間に合うように調整してきた。自分のピッチングをして先輩たちを勝たせたい」と力強く語った。

 初戦は大会第4日の第2試合(9日午前10時30分開始予定)で、日大三(西東京)と対戦する。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

いわきFC、真っ向勝負も敗退 J1新潟に健闘、ルヴァン杯サッカー