【監督対談】聖光・斎藤智也監督×日大三・小倉全由監督

 
オンライン形式で意気込みを語った聖光学院の斎藤監督(右)と日大三の小倉監督

 第104回全国高校野球選手権大会第4日(9日)の1回戦第2試合(午前10時30分開始予定)で対戦する聖光学院の斎藤智也監督と日大三(西東京)の小倉全由監督はオンラインでそれぞれ取材に応じ、初戦突破に向けた意気込みや相手チームの印象などを語った。

 ―相手チームの印象は。
 斎藤「得点力が高い。コンパクトにバットを振って単打でつなぐ巧打のチーム」
 小倉「甲子園の常連校。2019年まで13年連続出場していただけに、安定したいい野球をする」

 ―警戒する選手は。
 斎藤「3番打者の富塚隼介選手は懐が広く広角に打てる。富塚選手の前に走者をためないようにしたい」
 小倉「制球力に優れたエース佐山未来選手。福島大会で打率5割の赤堀颯選手を勢いづけたくない」

 ―鍵を握る選手は。
 斎藤「エース佐山と左腕小林剛介。西東京大会6試合で74得点の相手打線を最少失点で抑えられるかがポイントになる」
 小倉「1番打者の藤巻一洸。1打席目に出塁すればチームは勢いに乗る」

 ―理想の試合展開は。
 斎藤「5点以上奪って、投手が4点以内に抑えたい。打線の奮起に期待したい」
 小倉「藤巻が出塁し、中軸の富塚と浅倉大聖がかえして得点を重ねる」

 ―初戦への意気込みを。
 斎藤「力を発揮すれば越えられない壁ではない。強い意志を持って臨みたい」
 小倉「選手にとっては夢にまで見た舞台。伸び伸びと明るくプレーしてほしい」

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

強敵との対戦を糧に いわきFC、21日アウェーで大分戦