聖光8強、敦賀気比に快勝 夏の甲子園、4強懸け18日・九州学院戦

 
【敦賀気比―聖光学院】春夏通じて福井県勢に初勝利した聖光学院ナイン=甲子園
3回戦
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聖光学院
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敦賀気比
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 第104回全国高校野球選手権大会は第11日の16日、兵庫県の甲子園球場で3回戦4試合が行われ、8強が出そろった。福島県代表で3年ぶり17度目出場の聖光学院は8―1で敦賀気比(福井)に快勝し、6年ぶり5度目の準々決勝進出を決めた。県勢が福井県勢に勝つのは春夏通じて4度目の対戦で初めて。

 聖光学院は、打線が14安打と圧倒し、1、2回戦で計21得点を挙げた敦賀気比に主導権を渡さなかった。

 初回1死二塁の好機をつくり、安田淳平(3年)の右越え適時二塁打で1点を先制した。同点とされた直後の3回、安田の右翼席への2点本塁打で勝ち越し、狩野泰輝(同)の右中間への適時三塁打で4―1と突き放した。5回には下位打線が四球や単打でつなぎ、赤堀颯(はやと)(同)が右翼線への適時三塁打を放つなど4点を追加した。

 投手陣は先発のエース佐山未来(同)が多彩な変化球を織り交ぜ、3回以降無失点の好投。8回から2番手で登板した左腕の小林剛介(同)も無安打に抑えて反撃を許さなかった。

 聖光学院はセンバツ(選抜高校野球大会)を含め全国制覇の経験がある強豪の日大三、横浜、敦賀気比を撃破した。

 県勢の1大会3勝は1971(昭和46)年の第53回大会で準優勝した磐城と、2014年の第96回大会で8強入りした聖光学院に並ぶ最多タイとなった。

 準々決勝は県勢として磐城以来51年ぶりの4強進出と初の1大会4勝が懸かる。

 聖光学院は休養日を挟み大会第12日の18日に行われる準々決勝第4試合(午後3時30分開始予定)で7年ぶり9度目出場の九州学院(熊本)と対戦する。試合後に行われた組み合わせ抽選で決まった。聖光学院と九州学院のカードは春夏通じて初めて。県勢は熊本県勢と過去2度対戦しており、いずれも敗れている。

 想像超え出来過ぎ

 聖光学院・斎藤智也監督 想像を超える出来過ぎな試合。打者陣に期待していたが、期待以上の成果を出してくれた。次も試合に入り込み楽しんでやりたい。

 夏を終わらせない

 聖光学院・赤堀颯(はやと)主将 この試合も負けなくて良かった。終盤に点が取れなかったことに課題意識を持たないと次はない。最初で最後の夏を終わらせない。