聖光学院「4強の扉」今度こそ 夏の甲子園、18日・九州学院戦

 
「全力で戦いたい」と話す聖光学院・赤掘(上)と「とにかく負けないこと」と意気込む聖光学院・斎藤監督

 第104回全国高校野球選手権大会で6年ぶりに8強に進出した本県代表の聖光学院は、大会第12日の18日に、準々決勝第4試合(午後3時30分開始予定)で九州学院(熊本)と対戦する。勝利すれば、県勢としては51年ぶりの4強進出となる一戦を前に、聖光学院ナインは17日、滞在先のホテル周辺で体を動かした後、相手校の分析などを行い、試合に向けて調整した。

 聖光学院と九州学院のカードは春夏通じて初めて。聖光学院の主将赤堀颯(はやと)(3年)は「相手を特別意識することなく、チームが負けないようにどうすればいいかを考え全力で戦いたい」と意気込む。

 九州学院は2年生の直江新がエースを務める。同校の卒業生でプロ野球のヤクルトで活躍する村上宗隆選手の弟慶太(3年)が4番に座る打線は、長打力が魅力だ。2回戦は19安打を放ち、帝京五(愛媛県)に14―4で勝利すると、3回戦の国学院栃木戦は守備からリズムをつくって直江が相手打線を4安打に抑え、4―0と完封勝利。12年ぶりに8強へ進んだ。

 強敵に対して赤堀は「相手エースは、コースに投げ分けて失点が計算できる投手。しっかり分析したい」、斎藤智也監督は「3回戦の精度の高い投球を見ると、今大会一番手こずると思う。勢いのある国学院栃木を圧倒して相当乗っている」とそれぞれ印象を語った。

 勝利すれば聖光学院としては初の4強進出。県勢としては、1971(昭和46)年の第53回大会で準優勝した磐城以来の4強入りとなる。赤堀は「頂点に向けてまだまだ登り始めたばかり。足元を見て一瞬一瞬負けない戦いをやる」、斎藤監督は「とにかく負けないこと。食らいついていって、1点を上回る野球をしたい」と勝利への覚悟をにじませた。