準決勝「東北対決」 仙台育英...層厚い投手陣、攻撃に機動力発揮
聖光学院が20日に行われる準決勝第1試合で戦う3年ぶり29度目出場の仙台育英(宮城)は、春1度、夏2度の準優勝を誇る甲子園の常連校。
投手陣は140キロ台の直球と切れのある変化球をテンポ良く織り交ぜるエース左腕の古川翼(3年)と最速145キロの直球が持ち味の高橋煌稀(2年)を中心にここまで5人が投げ、3試合で計6失点と層の厚さが魅力だ。
打線は出塁率の高い1番の橋本航河(同)を起点に、ここまで8盗塁と機動力を生かした攻撃で畳みかける。準々決勝からスタメン起用された岩崎生弥(いくや)(3年)は3試合連続で複数打点を挙げ、波に乗っている。
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