聖光学院「センバツ」出場決定 日本一へ5年ぶり5度目夢舞台
第90回選抜高校野球大会(3月23日から13日間、甲子園)の出場36校を決める選考委員会が26日、大阪市で開かれ、昨年秋の東北大会で初優勝した聖光学院(伊達市)が5年ぶり5度目の「センバツ」出場を決めた。甲子園出場は夏春連続で、通算19度目となる。組み合わせ抽選会は3月16日に大阪市で開かれる。
聖光学院は、本県代表として出場した昨年10月の秋季東北地区高校野球大会を自慢の強力打線で勝ち上がり、決勝では花巻東(岩手)を6―4で破って初優勝を果たした。明治神宮野球大会こそ初戦の準々決勝で敗れたものの、センバツ出場は確実視されていた。
夏は11年連続の甲子園出場を続けているが、選抜大会は2013(平成25)年以来。同年は2勝し、準々決勝で敦賀気比(福井)に敗れた。
斎藤智也監督は「甲子園でどう戦うか、過去の教訓もある。(センバツは)通算成績で負け越しているので今年中に勝ち負けを逆転したい」、矢吹栄希主将(2年)は「実感が湧いてきている。目標の日本一へ残りの時間、チームの隙をつぶして臨みたい」と語った。