いざ球春!センバツ・23日開幕 甲子園球場で開会式リハーサル

 
行進練習する聖光学院の矢吹主将(右)とプラカードの荒井部員=甲子園球場

 第90回選抜高校野球大会の開幕前日の22日、開会式リハーサルが甲子園球場で行われた。記念大会の今大会は、史上最多タイの36校が参加する。

 グラウンド状態が不良のため、前回優勝校で史上3校目の2連覇に挑む大阪桐蔭の中川卓也主将ら各校の主将が人工芝部分を行進。他の選手たちは一塁側スタンドから様子を見守った。故阿久悠さんが作詞し、谷村新司さんが作曲した大会歌の「今ありて」が今大会の入場行進曲となっている。27年ぶりに出場する瀬戸内(広島)の新保利於主将が選手宣誓の練習を行った。

 今大会には聖光学院のほか、本県関係の選手として日大山形の渡部雅也(2年、中村一中卒)、明秀日立の細川拓哉(3年、いわきリトルシニア出身)、芳賀大成(同、棚倉中卒)、鈴木翔太(同、塙中卒)らが出場する。

 「堂々行進」矢吹主将と荒井部員

 開会式のリハーサルで、聖光学院は矢吹栄希主将(3年)とプラカードを担当する荒井秀人部員(同)が堂々と入場行進を披露した。

 荒井部員はベンチ入りメンバーから外れたが、斎藤智也監督らの推薦で大役を任された。「選手の先頭に立つのは、チームの代表として見られるということ。動きに気を配り、一歩一歩踏みしめていきたい」と本番へ意気込んだ。この後、ナインは3日ぶりの屋外練習を行い、初戦に備えた。

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