第９２回選抜高校野球大会に２１世紀枠として出場する磐城高は２６日、部員らが定期的に野球教室を開いている平一小（いわき市）の学童クラブの児童からセンバツに向けた応援幕の寄贈を受けた。

　磐城高野球部は昨年春ごろから月２回程度、地域貢献と野球の競技人口拡大を目的に、平一小で野球教室を開いている。

　応援幕には磐城高の校章と「必勝」の文字が縫い付けられている。また「いつも野球を教えてくれてありがとう」「甲子園でホームランをいっぱい打って」など児童らのメッセージが書かれている。

　選手たちは一人一人の思いの込められたメッセージを眺め、勝利へ向け気持ちを高めた。エースの沖政宗投手（２年）は「応援してくれる子どもたちのためにも頑張ろうと、やる気が出る」と笑みを浮かべた。