センバツ順延、19日開幕 県勢初戦は聖光学院20日、只見22日

 

 第94回選抜高校野球大会は18日、甲子園球場で第1日に出場する6校のみが参加する開会式と、1回戦の3試合が予定されていたが、天候不良のため19日に順延となった。

 大会本部によると、開会式を含め初日から順延になったのは、1992年の第64回大会以来、30年ぶり。日程は1日ずつ順延となる。13日間(準々決勝と準決勝翌日の休養日を含む)で行われ、決勝は31日の予定。

 4年ぶり6度目の出場となる聖光学院の初戦は20日に変更され、1回戦第3試合(午後2時開始予定)で二松学舎大付(東京)と対戦する。21世紀枠で出場する只見の初戦は22日となり、1回戦第3試合(午後2時開始予定)で大垣日大(岐阜)と対戦する。

 聖光 主将「しっかり準備」

 聖光学院ナインは18日、兵庫県淡路市の淡路佐野運動公園屋内練習場で約5時間練習した。ノックなどの守備練習やティー打撃、打撃マシンを使った打撃練習などに汗を流した。

 赤堀颯主将(3年)は「全員が一球に集中し、自身の課題に向き合っていた」とチームの状態の良さ強調。「1日練習する日が増えたので、しっかり準備していきたい」と気を引き締めた。

 斎藤智也監督は「いい雰囲気で練習ができている。練習できる日は一日でも長い方がいいと思っていたので、順延は前向きに捉えたい」と話した。

 只見 平日に試合、バス取り消す町民も

 初の甲子園に出場する只見の初戦が祝日の21日から平日の22日に変更となり、応援バスツアーに申し込んだ只見町民からはキャンセルも出ている。業務の都合で球場での応援を断念した町教委の遠藤菜緒子さん(48)は「年度末で平日の連休取得は厳しい。本当に残念だが、只見町からしっかり応援したい」と述べた。

 町によると、町民400人程度が甲子園で応援する予定だった。順延が決まった18日、バスツアーを企画する会津トラベルサービスでは40人の申込者のうち、数件のキャンセルが発生。新幹線ツアーを組むびゅうトラベルサービスでもキャンセルが出ている。アルプスの入場券を取り扱う町にも、返却の電話が数件寄せられた。新潟県から空路を利用する予定の目黒邦友さん(65)は「飛行機はキャンセル料が発生するので予定通り行きたい。ただ、会社員の町民は(甲子園に)行けなくなるのでは」と推測する。

 同町の宿泊施設「季の郷湯ら里」で行うパブリックビューイングは22日に実施する。バスで現地入りする只見高の在校生と教職員は、出発を20日から21日に変更した。

 本県沖を震源とする地震の影響も一部出ており、新幹線ツアーでは、乗車する駅がJR新白河駅から栃木県の那須塩原駅に変更となった。