日大東北、投打かみあいコールド発進! 白河旭は打線振るわず
第71回春季東北地区高校野球県大会第2日は18日、郡山市のヨーク開成山スタジアムと白河グリーンスタジアムで1回戦5試合が行われ、日大東北は白河旭に7―0で7回コールド勝ちした。白河旭はエース鈴木玲が粘投したが、打線が応えられなかった。
2回に変化球を右方向へ運ぶ先制打を放った日大東北の印南裕斗(2年)は「打つしかないと思った。ほっとした」と笑顔で振り返った。
普段は上位打線を担うが、この日は初めて9番での起用。この変化が気持ちの余裕につながった。「出塁の重圧も少なく、リラックスして入れた」と、狙い球を絞らせない相手投手に打線が苦しむ中、2死二塁の好機での貴重な1本となった。
次戦に向け「右方向中心の打球で投手を助けたい」と、持ち味のつなぐバッティングでチームへの貢献を誓う。