学法石川、東北大会で雪辱誓う 4番・藤原...主砲責任果たせず
学法石川は先頭打者を出せず、相手の堅守もあって攻撃の形を整えられなかった。
1点を追う8回1死一塁。学法石川の主砲藤原涼雅(3年)の打球は、相手遊撃手の好守に阻まれ併殺打に。「相手投手の直球が速かった。打ち返すことができなかった」と唇をかんだ。
12年ぶりの優勝が懸かった決勝も4番打者を任された。しかし、東日大昌平の先発村上椋音(3年)の速球にほんろうされた。この打席まで3打数いずれも無安打。それだけに同点の走者を置いたこの打席は「絶対に打つ」と気合を入れて臨んだ打席だった。
決勝の舞台で主砲の責任を果たせず、試合後は「ボールとストライクの選球が課題」と話した藤原。決勝の悔しさを胸に、東北大会では主砲らしい1本を狙う。