春季高校野球「無観客」実施へ 支部予選、新型コロナ拡大影響

 

 県高野連は28日、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた臨時理事会を福島市で開き、春季高校野球大会の支部予選を無観客で実施する方針を固めた。県大会も無観客での実施を検討しており、4月20日の理事会で決定する見通し。

 支部予選は4月下旬や5月上旬ごろの開催を見込む。敗者復活戦を実施せずに大会期間を短縮する。スタンド応援は部員に限って認め、密集して応援しないよう求める。

 県大会の出場チーム数は6支部から2チームずつと、中止となった全国高校野球選抜大会に出場予定だった磐城を加えた13チームとする方針。

 県高野連の小針淳理事長(59)は取材に対し「あくまで現時点の方針。今後の状況によって変更もある」と述べた。

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