【春季県大会展望】Bブロック・実力伯仲 Cブロック・磐城軸
第73回春季東北地区高校野球県大会の支部予選を勝ち抜いた23校が東北大会の切符を懸けた夏の前哨戦に挑む。コロナ禍の冬を乗り越えたチームの仕上がりが試されそうだ。
Aブロックは昨秋の県大会3位の学法石川と、同4位となり相双支部予選で初優勝した相馬東、日大東北などが入り、激戦が予想される。12年ぶり出場の磐城桜が丘も入った。
Bブロックは昨秋の県王者で2年前の春季県大会を制した東日大昌平が総合力で上回っている。会津支部優勝の会津工や福島成蹊などの実力校が入っており、目が離せない。
Cブロックは、いわき支部決勝で東日大昌平に競り勝った磐城を軸とした戦いが展開されそうだ。昨秋県大会準優勝の福島商はノーシードから上位を狙う。相馬は支部予選で接戦を制して県大会出場を決めた。
Dブロックは1回戦で学法福島と光南が対戦することが決まり、好ゲームが予想される。昨秋の県大会では、2回戦で敗退した聖光学院の戦いぶりも注目だ。