聖光、初戦は盛岡大付 春季東北高校野球、福島県勢6月8日登場

 

 第69回春季東北地区高校野球大会(8~12日)の組み合わせ抽選会は1日、オンラインで開かれ、出場14校の対戦カードが決まった。本県第1代表の聖光学院は大会初日、あづま球場(福島市)の1回戦第2試合(午前11時30分開始予定)で、盛岡大付(岩手第2代表)と対戦する。

 第2代表の光南と第3代表の学法石川も大会初日に登場。光南はヨーク開成山スタジアム(郡山市)の1回戦第1試合(午前9時開始予定)で東北(宮城第2代表)、学法石川はあづま球場の1回戦第1試合(午前9時開始予定)で弘前聖愛(青森第2代表)と対戦する。

 大会は、あづま球場とヨーク開成山スタジアムで行われる。決勝はあづま球場で12日午前10時開始予定。試合は有観客で開催され、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、収容人数の上限を両球場とも3000人とする。声を出しての応援とブラスバンドの入場は認めない。

 赤堀主将ら闘志

 抽選会では、各県の会場をオンラインでつなぎ、各校の主将が画面越しにくじを選択した。聖光学院の赤堀颯(はやと)主将(3年)は「初戦の相手は何度か練習試合もしてきて、攻撃力が高いという印象。泥臭く食らいつきながら一戦必勝で戦っていきたい」と語った。

 光南の鈴木太陽主将(同)は「県大会を通して収穫がたくさんあった。目先の結果だけにとらわれず、まずは全力で野球をしたい」、学法石川の黒川凱星(かいせい)主将(同)は「僅差のゲームを勝ち上がって自信につながった。夏に向けて一つでも多く試合をすることが目標」と意気込んだ。

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