「センバツ」出場へ"8強"熱戦再開 秋季高校野球県大会
第67回秋季東北地区高校野球県大会は19日、後期日程が始まり、来春の「センバツ」出場を懸けた熱戦が再開する。大会第5日の同日は郡山市の開成山球場、いわき市のいわきグリーンスタジアムで準々決勝4試合を行う。組み合わせは小高工−聖光学院、光南−いわき光洋、福島商−東日大昌平、学法石川−会津工。大会第6日の20日は準決勝2試合、最終日の21日は決勝と3位決定戦を開成山球場で実施予定。上位3校は本県代表として10月10〜15日に青森県で開かれる東北大会に出場する。
「8強」実力伯仲
聖光学院は経験豊富な左腕鈴木拓人(2年)、小高工は本格派右腕の大塚裕昭(同)の両エースが安定。ともに夏を経験した好投手なだけに、序盤の攻防が勝負の流れを左右しそうだ。
いわき光洋は初戦こそ伝統の強打が影を潜めたが、試合巧者ぶりが健在。光南は3人の左腕や中軸など中心選手の能力が高い。創部以来、春、夏、秋を通じて初対決に注目が集まる。
福島商--東日大昌平は昨秋、春の県大会で1勝1敗の互角。福島商は支部予選から5試合39得点の高い攻撃力、東日大昌平は大型バッテリーを軸に県大会2試合で1失策の堅守を誇る。
15年ぶりの秋制覇を見据える学法石川は北郷辰憲(2年)宗田真也(同)ら盤石の投手陣をそろえる。会津工は支部予選を含め3試合で1点差の競り合いを経験、接戦での勝負強さがある。
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