学法石川"快勝スタート" 能代松陽に9-2、投打かみ合う

▽2回戦
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学法石川
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能代松陽
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第68回秋季東北地区高校野球大会第1日は10日、青森市営球場などで1、2回戦4試合を行い、県勢は第2代表の学法石川が能代松陽(秋田第3代表)を9―2で下し、ベスト8に駒を進めた。第3代表の福島商は東陵(宮城第3代表)に0―13の5回コールドで敗れた。
第2日の11日は同球場などで2回戦6試合を実施する。本県第1代表の聖光学院は、同球場での第1試合(午前9時開始予定)で一関学院(岩手第3代表)と対戦する。
開幕に先立ち同球場で行われた開会式では、昨年優勝の仙台育英を先頭に、聖光学院、学法石川、福島商など各県代表18校が入場行進した。
俊足・笹嶋、チームに勢い
「チームに勢いをつけたかった」。学法石川のリードオフマンが持ち前の俊足で存在感を発揮、貴重な先制点をもたらした。
笹嶋啓人(2年)は初回、フルカウントから外角に投じられた直球にバットを合わせた。「ヒットになると思った」という打球が右翼線に落ちると、笹嶋は一塁を蹴り、二塁に進んだ。犠打で三進後に生還し、仲間に笑顔で迎えられた。
塁間を3.3秒で走る走力はチーム一。スタメン定着当初は犠打の技術を買われ、2番に座ることが多かったが、「消極的なプレーでチームの足を引っ張っていた」と振り返る。
転機が訪れたのは県大会の準決勝。トップバッターを任されると「くよくよしては駄目。1番は思い切りプレーしないと」と覚悟を決め、攻守にわたる活躍で上田勇仁監督の期待に見事に応えて見せた。
「目指すはセンバツ」と力を込める笹嶋。「ダイヤモンドを走り回り、勝利に貢献したい」。頼もしさを増した1番がチームを上昇気流に乗せる。
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