聖光学院"初戦で涙" 一関学院に1-2、成長誓うエース

▽2回戦
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第68回秋季東北地区高校野球大会第2日は11日、青森市の青森県総合運動公園球場と市営球場で2回戦6試合を行った。県勢は第1代表の聖光学院が一関学院(岩手第3代表)と対戦、投手戦の末、1―2で惜敗した。
第3日の12日は両球場で準々決勝4試合を行う。本県第2代表の学法石川は市営球場の第2試合(午後0時30分開始予定)で盛岡大付(岩手第1代表)と対戦する。
エース・鈴木拓人、2失点好投実らず
「センバツ」出場を誓い第1代表として乗り込んだ東北大会の初戦。わずか1時間47分の幕切れに、聖光学院のエース鈴木拓人(2年)は天を仰いだ。
試合前日のミーティング。横山博英部長から選手一人一人にメッセージが渡された。鈴木には「不動心」の文字。「仁王さまのように堂々とマウンドに立ち、大胆に攻め続けろ」との思いが込められていた。
「苦しい場面でも役割を果たす」と決意してマウンドに登った。初回、先頭打者に死球を与えたが、ギアを一段上げ全力投球。何度も雄たけびを挙げる気迫の投球で、この回を無失点に抑えた。
山場は中盤に待ちかまえていた。1点をリードして迎えた6回の2死二、三塁。直球で強気に攻めたが、相手打者のバットが空を切ることはなかった。鈴木は直球を諦め、チェンジアップを選択。投じた球は遊撃手の前に転がり、同点の内野安打となった。「焦って勝負を急いでしまった」と、続く打者には初球をはじかれ逆転を許した。
「エースにはほど遠い。オフシーズンで力を付けて戻ってきたい」。鈴木は言葉を詰まらせながら不動のエースに成長することを誓った。
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