王者・聖光学院、好機『着実』 福島商に9-5、4連覇へ盤石

 
【聖光学院―福島商】7回裏聖光学院無死二、三塁、2点適時打を放ち、雄たけびを上げる荒牧=白河グリーンスタジアム
準決勝
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 第70回秋季東北地区高校野球県大会第6日は23日、白河市の白河グリーンスタジアムで準決勝2試合が行われ、4連覇を目指す聖光学院と4年ぶりの王座奪還を狙う日大東北が決勝進出を決めた。聖光学院は9―5で福島商に競り勝ち、日大東北は学法福島に6―0で快勝した。聖光学院は4年連続18度目、日大東北は2年ぶり12度目の東北大会出場を決めた。最終日の24日は、白河グリーンスタジアムで決勝と、残り1枠の東北大会出場権を懸けた3位決定戦が行われる。

 走攻でけん引、輝き放つ荒牧

 打った瞬間、雄たけびを上げた。6点のリードを1点差まで追い上げられた7回。6回途中出場の聖光学院、荒牧樹(2年)の一振りが、福島商に傾きかけた試合の流れを大きく引き戻した。

 7回、交代出場後の第1打席は無死二、三塁の絶好機で巡ってきた。カウント3―1からの5球目。「次に来た球を打とうと、とにかく試合に入り込んでいた」。狙い球ではなかったが、スライダーをしっかりセンター方向に打ち返した。これだけでも十分な仕事だが、積極的な走塁こそ荒牧の真骨頂。続く吉田修也(同)の中飛で三進を狙うと、守備の焦りとミスを誘い、そのまま本塁を陥れた。

 夏の福島大会も2年生ながら登録メンバー入り。ただ甲子園を前に左手首を痛めて選手から外れ、あこがれの舞台に立つことはかなわなかった。悔しさの中で発足した新チーム。このチームのキーマンになろうという気持ちは人一倍強い。けがで出遅れ、背番号は14からのスタートだが、1桁背番号への絶好のアピールとなった。

 【9月23日の試合結果】秋季高校野球福島県大会・第6日

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