学法福島、ふたば未来に4-0勝利 初回から勢い!梅田復調打
初回の得点で主導権を握った学法福島がふたば未来を4―0で下した。
2死一、二塁で回った初回の打席、学法福島の梅田誉希(ほまれ)(2年)は「自分で決める」と高めに浮いた直球を振り抜いた。打球は左翼手の頭上を越え、走者一掃の2点適時三塁打。味方ベンチに向けたガッツポーズは仲間への感謝の表れだった。
2回戦は好機の打席で4度の凡退。「最後の打席は申し訳なくて涙が出た」と自らのふがいなさにうつむいた。しかし試合後、仲間から掛けられた「一緒に練習しよう」との声に救われた。準々決勝に向け、高めと外角を徹底的に振り込み、練習後は仲間と寮で1日300回の素振りを続けた。
「勝てた実感はまだないけど、練習に付き合ってくれた仲間に『ありがとう』と言いたい」。試合後にそう語った梅田からこぼれた満面の笑み。次は昨秋敗退した準決勝だ。復調した梅田がチームを引っ張る。
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