来春の「センバツ」出場につながる第７２回秋季東北地区高校野球県大会の組み合わせ抽選会は４日、いわき市で開かれ、出場２５校の対戦カードが決まった。

　甲子園交流試合への出場で予選が免除された磐城は、初戦でいわき光洋との同支部対決となった。磐城の渡辺純監督は「やりにくさもあり、いい気持ちではない」と複雑な表情を浮かべた。

　渡辺監督といわき光洋の紺野勇樹監督は磐城ＯＢの同級生で、高校時代は渡辺監督がエース、紺野監督が主砲。「いつかは戦うと思っていた」と臨戦態勢の紺野監督は「（磐城は）甲子園を戦ってきたチーム。必死にやりたい」と新チームでの勝利に向け、意気込んだ。

　【　組み合わせ　】秋季東北地区高校野球「福島県大会」