聖光学院『新チーム』好発進!初の公式戦 福島に6-2で勝利
来春の「センバツ」出場につながる第72回秋季東北地区高校野球県大会は11日、福島市のあづま球場など3球場で開幕した。初日は1回戦6試合が行われ、磐城はいわき光洋を5―4で下した。大会第2日の12日はあづま球場など3球場で1、2回戦計6試合が行われる。
5番・神元、チーム最多「3安打」
初回から得点を重ねた聖光学院が勝利した。初回は1死満塁から、神元の適時打や押し出し四球で2点を先取。2回以降も犠打などで走者を得点圏に進める試合巧者ぶりを発揮し加点した。投手陣は佐山と五十嵐の継投で2失点に抑えた。福島は11安打と積極的な打撃が目立ったが残塁が多かった。
予選を免除され、新チームで戦う初めての公式戦に勝利した聖光学院。チーム最多の3安打を放った5番神元大地(2年)は「結果を気にせず向かっていけた」と振り返った。
昨年の秋季県大会は初戦で敗れていただけに、周囲が抱いた不安を一蹴する戦いぶりだった。神元は初回、変化球をしぶとく左前に落とし、初得点を挙げた。
次戦は東日大昌平。神元は「自分たちに圧倒的な力はない。チャレンジャー精神で向かっていく」と闘志を燃やした。
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