聖光学院・斎藤監督「まだ未熟」 2回戦敗退、秋の厳しさ知る
第72回秋季東北地区高校野球県大会第4日は14日、福島市のあづま球場で順延となった2回戦2試合が行われ、東日大昌平が聖光学院に7―6で勝利した。聖光学院は昨年に続き、秋季大会の厳しさを思い知らされる試合となった。
主将の浅見柚汰(2年)は「一球の厳しさ。1点を取りきれない自分たちの足りなさがあった」と敗戦を受け止めた。6回まで散発の5安打で得点できなかった。
フライが目立ち、守備では4失策を記録するなどチームの持ち味とする安定感が影を潜めた。それでも7回からの追い上げで1点差まで詰め寄った。
最終回は先頭打者の外野フライに東日大昌平の守備陣が交錯し落球して二塁打となり、一打同点の場面をつくったが、後続が断たれた。最後の打者となった安斎匠海(2年)のへッドスライディングも届かなかった。
斎藤智也監督は「まだ未熟。一冬越していぶし銀のようなチームをつくりたい」と新チームとの再スタートを誓った。
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