「秋季東北高校野球」14日開幕 東日大昌平など福島県勢3校出場

 

 来春のセンバツ出場を懸けた第73回秋季東北地区高校野球大会は14日、宮城県で開幕する。各県大会を勝ち上がった18校が出場する。県勢は第1代表の東日大昌平、第2代表の福島商、第3代表の学法石川の3校が出場し、頂点を目指す。

 初日の14日は1、2回戦計6試合が行われ、学法石川が1回戦で柴田(宮城第3代表)と対戦する。試合は仙台市民球場の第1試合(午前9時開始予定)。

 東日大昌平は大会第2日の15日に仙台市民球場の2回戦第1試合(午前10時開始予定)で一関学院(岩手第2代表)と戦う。福島商は石巻市民球場の2回戦第2試合(午後1時開始予定)で八戸西(青森第2代表)と対戦する。

 決勝は20日に石巻市民球場で行われる予定。新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底し、各球場とも3千人を上限に入場を許可する。

 大会に臨む県勢3校の戦力を紹介する。

 東日大昌平、層が厚い投手陣

 県大会では聖光学院や磐城など実力校を退け、初優勝した。東北大会出場は6年ぶり4度目。エース左腕の矢板裕大(2年)は多彩な変化球を低めに集め、打ち取る粘り強い投球が持ち味。準決勝の相馬東戦で7回零封した鈴木飛呂夢(1年)や草野陽斗(同)らが控える。

 攻撃では、1番星航汰(2年)とチーム一の打率4割5分5厘を誇る9番佐藤壱聖(1年)の2人が好機をつくり、上位打線につなぐ役割を担う。二塁手星と遊撃手佐藤は、決勝の福島商戦で3併殺を奪うなど守備でも堅守を支える。

 福島商、得点力高い打線

 東北大会出場は2年ぶり20度目。県大会のチーム打率は4割1厘で攻撃力を武器としている。県大会は4試合で65安打45得点を挙げ、準決勝の福島東戦では大量27得点を奪った。

 打率6割超の2番比金晃大(2年)をはじめ、打率5割超の6番渡辺晴統(同)と7番熊坂瑛郁(同)らが打撃陣の中心として得点源となる。

 県大会で3試合に先発したエース浅倉優樹(同)は防御率5割台と苦しい投球が続いた。遊撃手の田中冴輝(同)が終盤にマウンドに上がり、ピンチを切り抜けるなど投打で活躍した

 学法石川、粘り強さ持ち味

 東北大会は3年ぶり20度目となる。県大会は4試合中3試合で逆転勝ちした粘り強さが光る。打撃力で最後の一枠をつかんだ。

 チーム打率は3割7厘。チーム一の打率4割を記録した3番倉田春也(1年)と5番保科寛大(同)が好機をつくる。倉田は3位決定戦の相馬東戦で逆転の3点本塁打を放つなど勝負強い。下位打線にも8番黒川凱星(1年)ら長打力のある打者が並ぶ。

 投手陣は立石理人(2年)と高橋兵庫介(同)の二枚看板。守備の乱れが失点につながった県大会の課題を修正して臨みたい。

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