東日大昌平、9回『猛追』実らず 柴田に10-15...「4強」逃す

 
【柴田―東日大昌平】4強入りを逃し、ベンチに引き揚げる東日大昌平ナイン=仙台市民球場
準々決勝
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柴田
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2
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東日大昌平
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 来春のセンバツ出場を懸けた第73回秋季東北地区高校野球大会第3日は17日、宮城県の仙台市民球場と石巻市民球場で準々決勝4試合が行われた。県勢は第1代表の東日大昌平が10―15で柴田(宮城第3代表)に敗れ、代表3校全て敗退した。柴田のほか、日大山形(山形第1代表)、仙台育英(宮城第1代表)、花巻東(岩手第3代表)が4強入りした。大会第4日は18日、石巻市民球場で準決勝2試合が行われる。

 主将・菅原「経験を自信に」

 東日大昌平ナインは試合終了後、涙しながらベンチに引き揚げた。8回まで1点を争う接戦を演じたが、終盤に強打の柴田打線につかまってしまった。2番手として3回途中からマウンドに上がり、必死の投球を続けた鈴木飛呂夢(1年)は涙をこらえることができなかった。

 鈴木はピンチで継投し、武器とするスライダーと直球を低めに集め、6回までに6奪三振と柴田打線を寄せ付けなかったが、「気持ちが弱くなってしまった」と終盤の投球を悔やんだ。

 ただ、ナインの成長を実感した大会でもあった。この日放った安打は18本。戦った2試合ともに2桁安打を放ち、勝負強い打撃が目立った。初優勝した県大会後、欠かすことなく取り組んできた素振りやティーバッティングなどの打撃強化の成果を発揮した。

 伊藤博康監督は「打撃のチームではないが、よく打ってくれた。最後まで諦めず、一生懸命プレーしてくれた」と選手をねぎらった。

 目標とするセンバツ出場は厳しい状況となったが、主将の菅原立稀(2年)は「この経験を自信に変えて、一回り大きくなって帰ってきたい」と前を向いた。

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