兄が130球完投、弟は8回好走塁 只見に勝利呼び込む
只見は酒井兄弟が勝利を呼び込んだ。兄悠来(はるく)(2年)が9回を130球で完投し、弟怜斗(れいと)(1年)は8回に好走塁で勝ち越し点をもたらした。怜斗は「やってやったぞという感じです」と兄を援護し、胸を張った。
1―1で迎えた8回、先頭打者の怜斗が左前打で出塁。ボークと野選で三塁まで進み好機をつくった。ベンチからスクイズのサインが出たのは3球目。打席の鈴木詠大(1年)がバットに当てた瞬間にスタートを切り、両腕を伸ばして本塁に滑り込んだ。
リードをもらった悠来は最終回を打者3人で締め、笑顔でガッツポーズ。「暴投で1点を取られたので、(怜斗も含め)周りに助けられた」と感謝が尽きなかった。
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