只見、延長11回サヨナラ 相馬東に7-6、初の秋ベスト16入り

 
【只見―相馬東】延長11回裏只見無死一、二塁、敵失の間に生還し仲間と喜ぶ鈴木=BMI鶴沼球場

 第73回秋季東北地区高校野球県大会第6日は22日、BMI鶴沼球場(会津坂下町)など3球場で3回戦8試合が行われた。只見は延長11回、7―6で相馬東にサヨナラ勝ち、原町は県北支部第2代表の学法福島に4―3で競り勝った。大会第7日の23日はBMI鶴沼球場など3球場で3回戦8試合を行う。

 1年生奮起、チームに新たな歴史

 1年生がチームに新たな歴史をもたらした。只見の鈴木詠大(えいと)(1年)は3安打1打点と大活躍。最終回も安打で出るとサヨナラのホームを踏み、チーム初となる秋の県大会ベスト16入りへと導いた。会心の勝利に「粘り強さを見せることができて良かった」と晴れやかな表情だった。

 鈴木は支部大会で凡打が続いたことを反省し、長谷川清之監督から指導を受けて打撃練習での意識を変えた。来た球を素直に打ち返すだけだった練習を改め、直球と変化球どちらも対応できるようなタイミングの取り方を意識するようになった。

 試合は互いに点を取り合う熱戦に。延長11回裏、先頭で打席に立った鈴木は、その練習の成果を体現した。甘く入ってきた初球のカーブを逃さず左前へ。「泥臭く出ようと思っていた」。好機を広げて敵失の間に生還し、主将の吉津塁(2年)と抱き合った。

 「チームのためになるようなプレーをしたい」。チーム躍進の原動力となっている1年生は、目標とする東北大会出場へ引き続き重要なピースになる。

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