聖光学院の意地、夏の大会雪辱 光南に5-1で勝利

 
【聖光学院―光南】試合後、スタンドに向かって喜ぶ聖光学院ナイン=天狗山球場

 第73回秋季東北地区高校野球県大会第8日は25日、天狗山球場(白河市)など3球場で4回戦8試合が行われ、ベスト8が決まった。聖光学院は夏の福島大会で敗れた光南に5―1で勝利した。只見は会津学鳳に7―5で競り勝ち、創部初の秋8強入りを果たした。大会第9日の26日は白河グリーンスタジアム(白河市)とヨーク開成山スタジアム(郡山市)で準々決勝4試合が行われる。

 「勝った瞬間3年生の姿を思い出した」。試合後、3年生がスタンドで見守る前で、聖光学院ナインは歓喜に浸った。夏の福島大会で負けた光南に悔しさをぶつけるべく臨んだ試合で、投打がかみ合った。くしくも夏の福島大会準々決勝と同じスコアで決着した。

 先取点を奪うとすぐに1点を返される展開で、光ったのが捕手の山浅龍之介(2年)の活躍だ。エース佐山未來(2年)の投球をうまくリードし、四回以降は得点を許さなかった。「直球が良かった」と伸びのある直球を軸に組み立て、13奪三振の投球を引き立てた。

 山浅は打撃でも見せた。8回2死二塁の好機で、外角低めの直球を左前に運ぶ適時打を放った。ここまで打撃の調子を落としていた山浅。「なんとか決めることができて良かった」と安堵(あんど)した。夏の福島大会にも捕手として出場していた山浅。新チームの強さを「苦しい試合展開でも勝ちきる強さがある」と評価した。「試合を経験して成長し、センバツ出場を実現させたい」。攻守で引っ張った山浅が、目標に向かってチームをリードする。

さらなる成長誓う光南エース

 宿敵に敗れ、センバツへの道は遠のいた。光南のエース小林貫大(2年)は4回から登板し、3回を投げて5四球2失点。「四球が失点につながった」と悔しさをにじませた。

 この日は、聖光学院打線に低めのスライダーを見極められ、四球が目立った。

 「今後は高めもうまく使わないといけない。ここぞという時に抑えられるエースになりたい」。小林は次を見据えていた。

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