走攻守、輝いた東日大昌平・主将 3年連続で4強入り

 
【東日大昌平―福島商】4回表福島商1死一塁、重殺を決める東日大昌平の遊撃手佐藤壱(左)=白河グリーンスタジアム

 第73回秋季東北地区高校野球県大会第9日は26日、白河グリーンスタジアム(白河市)とヨーク開成山スタジアム(郡山市)で準々決勝4試合が行われ、ベスト4が決まった。

 「守備からリズムをつくるのが自分たちの野球」。東日大昌平の遊撃手佐藤壱聖(2年)はチームが掲げる野球を体言し、攻守で勝利の原動力となった。

 1年の秋から堅守のチームで遊撃手のレギュラーを張る。4回表1死一塁の場面では、遊ゴロの鋭い打球を柔らかいグラブさばきで捕球。そのまま二塁ベースを踏んで一塁へ送球し、鮮やかに併殺を完成させた。打撃では3回に先制の適時打を放ち、果敢に盗塁も決めた。

 3年連続で4強入りを果たした。チームをけん引する主将の佐藤壱は「優勝を目指しているが簡単ではない。少ないチャンスをものにするプレーが大事になってくる」と表情を引き締め、まずは東北大会の切符が懸かる次戦を見据える。

福島商、機動力防げず

 相手の機動力を防ぎきれなかった。福島商の捕手高橋公太(2年)は「先発投手を含めて(連戦で)疲労があった。自信を持って投げてもらいたかった」と悔しがった。

 足を絡めた攻撃を仕掛ける相手に対して、バッテリーではけん制や投球の動作に変化を付けようと対策していた。しかし、初回から盗塁を許すなど相手に上回られ、三回の失点も2盗塁が絡んだ。2回に死球を受け、けん制球を投げる際に痛みがあった。それでも高橋公は「真剣勝負だから承知の上。(東日大昌平には)自分たちの分まで勝ち上がり、センバツまで出場してほしい」と相手をたたえた。

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