いわき光洋エース・鈴木力尽く「プレッシャーで焦ってしまった」
「相手の気合が伝わってきてプレッシャーで焦ってしまった」。先発したいわき光洋のエース鈴木天馬(2年)は、7回1/3を投げて11安打5失点。聖光学院の強力打線を前に思うような投球ができなかった。
3点リードされた8回、連続四死球でピンチをつくり、二塁打で得点を許して降板。「体力的につらくなって抜け球が増えてしまった」と言葉を絞り出した。
チームは2年連続夏の福島大会で聖光学院にコールド負けを喫していた。雪辱を果たすため、準々決勝の只見戦では鈴木天を温存。鈴木拓斗(2年)が一人で投げ抜いた。鈴木天は「拓斗が投げてくれたので、すごく楽になった」と感謝。「今度は自分が投げきってやるという気持ちだった」とこの試合に懸ける思いは強かった。「次は一人で投げて東北大会に出場したい」。悔しい思いは3位決定戦でぶつけるつもりだ。
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