福島県勢3校、頂点目指す 秋季東北高校野球10月20日開幕

 
3年ぶり19度目出場の聖光学院(上)2年連続5度目出場の東日大昌平(中央)2年連続21度目出場の学法石川(下)

 来春のセンバツ出場が懸かる第74回秋季東北地区高校野球大会は20日、宮城県で開幕する。各県の予選を勝ち上がった東北6県の代表18校が出場する。県勢は第1代表の聖光学院、第2代表の東日大昌平、第3代表の学法石川の3校が出場し、頂点を目指す。

 初日の20日は石巻市民球場と仙台市民球場で1、2回戦4試合が行われる。県勢は、学法石川が1回戦で盛岡大付(岩手第3代表)と対戦する。試合は石巻市民球場の第1試合(午前10時開始予定)。

 聖光学院と東日大昌平は大会第2日の21日に初戦を迎える。聖光学院は2回戦第3試合(午後2時30分開始予定)で、東奥義塾(青森第3代表)と大曲工(秋田第3代表)の勝者が相手。東日大昌平は2回戦第1試合(午前9時開始予定)で花巻東(岩手第1代表)と初戦を戦う。両試合とも石巻市民球場で行われる。

 決勝は26日に石巻市民球場で行われる予定。両球場とも観客を動員する有観客で行われる。収容人数は上限3000人。

聖光、堅守で流れつくる

 チーム打率は県代表3校の中で最も低い2割5分1厘。それでも、勝負強い打撃と全6試合で5失点の投手力、堅守が光る。

 打撃陣は、打率4割3分8厘の三好元気(1年)が代打本塁打などここぞの場面で好打を放った。県大会後は、練習試合を重ねて打撃陣の奮起を促した。リードオフマンの赤堀颯(2年)から流れをつくりたい。

 投手陣は、エース佐山未来(同)が41回を投げて防御率0.66と安定感が光った。東北大会も佐山が軸になりそうで、小林剛介(同)や小松桜吏(1年)も起用し強豪打線をかわしたい。

昌平、終盤光る勝負強さ

 東北大会出場は2年連続5度目となる。県大会は6試合計30得点中19得点が6回以降と終盤の勝負強さで勝ち上がった。

 攻撃は県大会で打率5割越えの1番室塚幸一(2年)の出塁が鍵を握る。主砲斎藤夏輝(同)はチームトップの8打点を記録。準決勝ではサヨナラ打を放つなど打線をけん引する。

 投手陣は6試合で自責点5と安定している。切れのある変化球などが武器の鈴木飛呂夢(同)は準決勝で12奪三振をマークした。園部寛太(同)、草野陽斗(同)の両右腕ら豊富な投手陣が控える。

学石、県内上位の打撃力

 2年連続21度目の東北大会出場。6試合で58得点と破壊力のある打撃が持ち味だ。いわき光洋との3位決定戦も6―2で打ち勝ち、最後の1枠をつかんだ。

 チーム打率は3割7分6厘。根本剛希(1年)が5割越え、上野洸明(2年)の4割4分4厘と打線を引っ張る。保科寛大(かんた)(同)は10打点と勝負強さが際立った。ただ、残塁も目立ち、打線のつながりが勝負の鍵となりそうだ。

 投手陣は、遠藤愛斗(同)、阿部琉乃(りゅうだい)(同)、二上心明(こあ)(同)が継投した。遊撃手の黒川凱星(同)を中心に堅守で投手を支えたい。