「秋季高校野球福島県大会」開幕 あづま球場など3球場で熱戦

 
【日大東北―東日大昌平】シーソーゲームを制して喜ぶ東日大昌平の選手たち=あいづ球場

 来春の選抜高校野球大会出場につながる第74回秋季東北地区高校野球県大会は17日、福島市のあづま球場など3球場で開幕した。

 初日は1回戦7試合が行われ、あいづ球場では東日大昌平が終盤までもつれた日大東北との接戦を7―6で制した。あづま球場では光南が白河に7―5で逆転勝利した。白河グリーンスタジアムでは福島東が尚志を9―3で下し、2回戦に進んだ。大会第2日の18日はあづま球場など3球場で2回戦8試合が行われる。

 大接戦!東日大昌平に軍配

 互いに点を取り合う熱戦を制し、東日大昌平ナインは喜びを爆発させた。最終回に勝ち越し打を放ち、チームに歓喜をもたらしたのは、1年生ながら4番を任された山口和志。「どんな形でもいいから1点を取る」。そんな強い気持ちで放った一打だった。

 同点で迎えた9回2死一、二塁の場面で、真ん中に来た直球を打った。打球は一塁線を抜けて適時二塁打となり、勝ち越しの一打となった。

 以前は6、7番を打つことが多かったが、新チームになって4番を任されるようになった山口。「捕手としての仕事もしっかり果たし、4番打者もする」。時間を見つけて、ほぼ毎日10~15分、スイングの確認など打撃練習に励んでいた。「チームに力がないのは分かっている。諦めないで一戦一戦に臨みたい」。そんな思いでひたむきに努力を続けてきた。

 この日、チーム最多の3安打を放った。「失策があったことなど、修正しないといけない点がある。次戦も一戦必勝で頑張る」。成長著しい1年生が次もチームを勝利へと導く。(弥永真依)